矯正歯科Orthodontics

担当医による矯正治療

矯正専門医在籍

矯正治療は、一般の歯科医師も行うことができます。ただし、難症例の場合にも適切に対応できるかといったら、必ずしも対応できるとは言い切れません。そこで、矯正治療を専門に行っている矯正のプロフェッショナルに治療してもらうほうが無難だといえます。

昨今、残念ながら「技術がないのに安易に矯正治療を行う歯科医が増えている」という情報もございます。ご自身やお子様が最適な治療を受けられるよう、専門知識や技術のある歯科医師かどうか確かめることをお勧めします。

>>産経新聞「子供の歯列矯正 転院相談の56%が不適切 専門医「安易な治療に注意を」」

 

歯科矯正とは

歯科矯正とは、一般的には悪い歯並びをきれいに治す治療のことをいいます。

しかしながら、ただ、歯並びの美容的な改善をするだけではなく、発音障害を改善すること、前歯で食べ物をしっかりとかみ切ることや奥歯で食べ物を噛み砕く こと、全身とかみ合わせのバランスを調整すること、歯のガタツキをなくすことにより歯の清掃性を良くして、歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わ せております。

さらに、成長期のお子さまには、顎、顔の適切な成長発育を促す効果もあります。矯正治療とは、数多くの治療効果をもちあわせる歯科治療の一分野です。

 

歯並び・噛み合わせが悪いと起こるデメリット

1.見た目で損をする

歯並びは顔の印象を大きく左右します。整った歯並びは清潔感を与え、顔の造作もよく見せてくれます。逆にせっかく整った顔立ちをしていたり、きれいにお化粧をしておしゃれをしていても、歯並びが悪いと残念な印象を与えてしまいます。アメリカでは歯並びが悪いことで就職活動に影響が出たりするほど、整った歯でいることは重要視されています。

2.歯を早く失いやすい

歯並びが悪いと、ブラッシングがきちんとできないために歯垢がたまりやすく、虫歯や歯周病にかかる危険性が高まります。また、噛み合わせが悪いと、全体の歯に均等に力がかからないため、歯がダメになりやすくなります。そのようなことが重なって、結果的に歯を早く失うことにつながります。

3.口臭がきつくなる

きちんと隅々まで磨くことが難しいため、口臭が発生しやすくなります。また、よく噛むことができないことで唾液が十分に出なかったり、唇が閉めづらい歯並びにおいては口が開けっ放しとなり、口の中が乾いて強い口臭のもとになります。

4.発音が悪くなる

歯並びによっては発音がしにくい音があったりすることで会話に支障をきたすことがあります。また、外国語習得の妨げになる場合もあります。

5.顎関節症をおこしやすい

噛み合わせがよくないと、噛む筋肉のバランスが悪くなり、顎関節症を引き起こしやすくなります。そのことで、顎が痛くなったり、口が開きづらくなったりします。

6.体の不調を起こす

噛む筋肉のバランスが悪くなるため、それとつながる神経や筋肉にも不調を起こし、頭痛や肩こり、首の痛みなどを引き起こしやすくなります。また、よく噛めないことで胃腸に負担がかかったり、歯並びが悪いことによる口呼吸により、喉に感染症を起こしやすくなったりします。

7.スポーツで十分に力を発揮できない

スポーツで筋力やバランス感覚を十分に発揮するためには、上下の歯がバランス良く噛み合っていることがとても重要です。つまり噛み合わせが悪いと不利に働くということです。

削ってかぶせて歯並びを整える治療だとよくない?

歯並びの見た目が気になる場合に、手っ取り早く歯並びを整えるために歯を削ってかぶせる、という方法があります。芸能人では良くやっている人を見かけますね。確かに短期間できれいな歯並びになっているように見えますが、歯を削るということは歯に大きなダメージを与えます。多く削らなければならない場合には神経を取ることも珍しくありません。結局は歯の寿命を短くしてしまう可能性が高くなります。

それに対し、歯列矯正の場合は期間が2、3年かかることもありますが、歯を削ることなく正しい噛み合わせに整えていくことで、健康的な歯並び、それがひいては全身の健康へとつながります。両者の治療にはそれぞれメリット、デメリットがあります。歯並びを整える治療をお考えの方は、よく検討して決めることをおすすめします。

矯正が必要な場合

叢生・乱ぐい歯・八重歯

顎に歯が並びきることができず、歯が歯列から飛び出してしまったり、重なり合っている状態のことです。八重歯などもその症状の一つです。歯ブラシが届きにくいため、歯周病や虫歯などの原因になることも多いので早期に改善する必要があります。
治療法としては、歯列を広げたり、必要であれば抜歯をして歯が並ぶことが出来るだけのスペースを確保した上で矯正を行います。

上顎前突(出っ歯)

上顎が下顎よりも前方に出ている状態のことで、出っ歯とも言われます。唇が閉じにくいため歯肉が乾燥するので、歯周病の原因になることがあります。
治療法としては、一般的に上顎の奥歯を抜いて前歯を後ろに移動するスペースを確保します。

下顎前突(受け口)

下顎が上顎よりも前方に出ている状態のことで、受け口とも言われます。前歯でうまく食べ物を噛むことができず、消化不良の原因となります。
治療法としては、下顎の奥歯を抜歯したり、矯正で歯の角度を戻したりします。

開咬(オープンバイト)

前歯が噛み合わない状態の状態のことを開咬(かいこう)といいます。奥歯は噛んでいても、前歯付近は噛みあわず隙間が空いている状態です。
前歯で食べ物を噛み切ることができなかったり、奥歯に過剰な負担がかかったり、話すときにも息がもれて正しく発音しにくいことがあります。
開咬を治療するためには一般的に矯正を行いますが、抜歯をしなければならない場合もあります。