横浜市都筑区の歯医者|塩野目歯科医院の院内コラム

診療時間9:00〜12:00    14:00〜18:00木曜・日曜・祝日休診

院内コラムBlog

入れ歯一覧

知っていますか?入れ歯の正しい保管方法

せっかく入れた入れ歯、できるだけ長く調子よく使っていきたいものですよね。そのためには入れ歯を正しい方法で保管することはとても重要です。

まず第一に、入れ歯は起きている時はなるべくはめておくようにしましょう。何日もはめるのを忘れたりしていると、歯が動いて入れ歯が入らなくなったり、噛み合わせがずれてしまうことがあります。また、入れ歯をはめて噛み合わせを安定させておくことは、体のバランスをとるためにも大変重要です。ただし、はめて痛い時は無理をせず、早めに歯医者さんで診てもらいましょう。

そして、眠っている間は逆に、外すようにしましょう。時々、眠っている時にもはめたまま、という人がいますが、これは衛生的に、また小さな入れ歯の場合は誤飲の危険性の面でもおすすめできません。

入れ歯は乾燥に弱いため、外しておく際は、何か容器に水を入れて、その中につけておきましょう。できれば入れ歯洗浄剤につけておくと衛生的な面でもベターです。

おすすめできないのは、ちょっと外しておくときなどに、ポケットに入れておいたり、ティッシュに包んでおくことです。力がかかって変形してしまったり、ゴミと間違えて捨ててしまうことがあるからです。また乾燥して変形する危険性もあります。

ただ、入れ歯と言っても様々な種類があります。それぞれの詳しい保管方法は歯医者さんによく聞いておきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

入れ歯安定剤の選び方

入れ歯を使っている人の悩みとして多いのが「外れやすい」とか「入れ歯と歯茎の間にものが入り込んで痛い」というようなことです。このような場合はもちろん歯医者さんに診てもらって調整をしてもらったほうがよいのですが、事情があってすぐに行けない、予約がすぐ取れない、などの理由でそれまでになんとかしたい場合もあるでしょう。

このような場合に便利なのが市販の入れ歯安定剤です。現在市販されているものには次のようなものがあります。

1.粘着タイプ
・粉末(パウダー)状
・クリーム状
・シート状

2.クッションタイプ

このように幾つか種類があり、入れ歯の状態によって使い分けます。

まず、入れ歯を入れたばかりで違和感が気になるという場合には、薄く粘膜を保護する、粘着タイプの粉末状のものがおすすめです。入れ歯を長く使っていて、歯茎が痩せて入れ歯と歯茎の間に隙間が開いたところに食べカスが入ってしまう、という場合には粘着性の高いクリーム状やシート状のものが適しています。

また、隙間がさらに広がり、入れ歯がカタつき安定しないような場合はクッションタイプのものがよいでしょう。

しかし、自費の金属製義歯や、金具のついた部分入れ歯には使えないものもありますので、買う前に一度よく説明書きを読んでおくことをおすすめします。

また、このような安定剤をずっと使い続けることは好ましくありません。あくまでも歯医者で診てもらうまでの一時的な使用にとどめましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加