子供が歯をぶつけたら

子供が歯を強くぶつけてしまうというのは珍しいことではありません。転んだ拍子に歯をぶつけるというのは、よちよち歩きの赤ちゃんから活発に動き回る学童期まで、どんな子供でも起こす危険性をはらんでいます。

もしも子供が歯をぶつけてしまった場合、ダメージの受け方によって、「歯が抜ける」、「グラグラした状態になる」、「全くグラグラしない」、「歯が陥没する」、のだいたいいずれかの状態になります。

歯が抜けてしまった場合、それが生え変わりの近い時期の乳歯であれば、ほとんど問題になることはありません。しかしそれが永久歯の場合には大問題となります。もしも永久歯が歯根ごと抜けてしまったら、直ちに生理食塩水か牛乳に浸し、速やかに歯医者に駆け込みましょう。早めに処置をすれば、元に戻せる可能性が高いです。ただしこの場合、歯根部分にはあまり触らないように十分注意をしましょう。

歯がグラグラした状態になっている場合、これも乳歯か永久歯か、そして生え変わりが近いか、そうでないかなどにより、重症度や治療法が変わってきますので、こちらも速やかに歯医者を受診するようにしましょう。歯が陥没してしまっている場合も同様に早急に対処するようにしましょう。

ぶつけても歯が特にグラグラしない場合、特に問題ない場合も多いですが、ダメージが大きくかかっている場合、歯の神経が死んでしまうこともあります。その場合には数ヶ月後、数年後に歯が変色してくる場合があります。

いずれにしても、歯を強くぶつけてしまった場合には、レントゲンを撮って骨の状態なども含めて確認しておいた方が安心ですので、できるだけ早めに歯医者を受診するようにしましょう。

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