歯がないと抑うつになるリスクが高くなる

高齢者で歯が全くない人や、硬いものが食べにくくなったと感じている人は、歯が健康でよく噛める人に比べて気分が落ち込みやすい「抑うつ状態」になるリスクが高くなることがわかりました。これは神奈川歯科大学が65歳以上の約1万4000人を対象に、歯や口の健康と精神的健康との関連を調査した研究によって明らかになりました。

この研究によると、歯が全くない人は歯が20本以上残っている人に比べて1.28倍、半年前よりも硬いものが食べにくくなったと感じている人はそうでない人に比べて1.24倍、抑うつ状態になりやすいということです。

つまり、高齢者にとって、食事の楽しみというのは大変重要であり、それが奪われることは精神的な健康をも奪ってしまいかねない、ということが言えるかと思います。歯の健康に気を使い、大事にしていくことで、全身のあらゆる病気から身を守ることになるのはすでにあらゆる研究で分かってきていますが、よく噛めることは精神の健康のためにも非常に大切だ、ということです。皆さんも「歯の健康は心身の健康につながる」ということをぜひ心に留めていただき、より一層歯を大切にしていただけたらと思います。

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