インプラントも歯周病になるって本当?

インプラントは人工の歯根を顎の骨に埋め込んで、そこに人工歯をかぶせるという治療法です。そのため、一度埋めたら一生持つと思われていることがありますが、それは間違いです。インプラントは確かに虫歯にはなりません。しかし、自分の歯と同じように歯周病にかかることはあるのです。

インプラントをした部分でも、歯周病菌に感染すると、周囲の骨がなくなってしまって抜け落ちてしまうことがあります。インプラントの歯周病を「インプラント周囲炎」と呼んでおり、これは天然の歯の歯周病と非常に病態が似ていますが、歯茎や骨との結合の仕方が天然歯の場合とは異なり、細菌が深部に侵入しやすい構造となっています。そのため、一度歯周病菌に感染すると天然歯よりも進行が速いので非常に注意が必要です。

インプラント歯周炎を防ぐためには、自宅での歯磨きをきちんと行う、決められた通りにメインテナンスを受ける、タバコを吸わない、などのことを守っていく必要があります。インプラントは自分の歯のように噛むことのできる素晴らしい治療法です。しっかりとお手入れすれば何十年でも持たせることが可能ですので、インプラントをお考えの方はそのことを忘れないようにしましょう。

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