奥歯を全部失うと動脈硬化にかかりやすくなる

奥歯を全て失った人は全部ある人に比べて約2倍動脈硬化になりやすい、という研究結果が発表されました。これは厚生労働省の研究班によって発表されたもので、奥歯が全部ある人において動脈硬化が見つかった割合は4割、奥歯が全てない人においては6割という結果が出ました。喫煙や歯周病の有無を除外して比較した場合では、奥歯がない人はある人に比べて1.87倍も動脈硬化になりやすい、ということが分かりました。

また別の調査によると、奥歯がない人はある人に比べて緑黄色野菜や魚介類の摂取量が少ないことが明らかになっています。これは奥歯がないことで繊維質の野菜や魚介類、干物などが食べにくいことが原因だと考えられます。

これら、動脈硬化を防ぐ成分が多く含まれている食物の摂取不足、また噛みにくいことでやわらかくて高カロリー高脂質のものを摂取する機会が多くなるため、必然的に動脈硬化のリスクが高くなってしまうのでしょう。

しかし、奥歯に義歯なりインプラントなり入れることによってきちんと噛めるようにすることができます。奥歯がない人は、やわらかいものなら食べられるから大丈夫、などと放置せず、きちんと奥歯で噛めるように治療を受けましょう。

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