ドライマウスが増えている

ドライマウスは口腔乾燥症とも呼ばれていますが、近年特に成人女性に増えてきているという報告があります。ドライマウスとは唾液の分泌が落ちたり、唾液が蒸発しやすくなることにより口の中が乾いてしまう状態をいうのですが、口が乾くことによってさまざまな不快症状やお口のトラブルを引き起こします。日本国内ではおよそ800万人がドライマウスであると言われていますので、決して他人ごとではありません。

ドライマウスの症状としては、口の中が粘つく、ものが飲み込みにくい、口臭がひどくなる、というような不快症状の他、口の中がヒリヒリ痛む、口内炎ができる、などの痛みの症状があげられ、さらには虫歯や歯周病など歯科疾患のリスクも高まります。

ドライマウスを引き起こす原因として分かっているのは、ストレス、生活習慣、食生活の乱れ、薬の副作用、タバコ、アルコール、口呼吸、更年期障害、老化現象などです。この中でも近年ドライマウスが増えている原因の背景として、スマートフォン、インターネットの普及によりあまり会話のコミュニケーションをとらなくなってきたことや、硬いものをあまり噛まなくなった食生活により、唾液腺が刺激されなくなってきたこと、口の周りの筋力低下などが原因で口呼吸をする人が増えてきたことなどが考えらえます。

唾液を出す為には、唾液腺がきちんと刺激されることが必要です。その為には「よく噛む」ことがとても大事であり、ついでに「よく喋る」ことも大変効果的です。また、よく噛んだりよく喋ることで口の周囲の筋肉も鍛えられて口呼吸も治しやすくなります。皆さんも是非実行してみてください。

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